このようなお客様の声を店頭で何度も聞いていた、弊社創業者である根岸亨が、
遠近両用メガネの不便を解決する商品の開発を決意します。
通常の遠近両用メガネは、1枚のレンズに度数の違う領域があり、自分で視線を変えることによって遠近の “切り替え”を行う必要があります。これが、使いづらさの最も大きな要因です。
「1つのメガネで2つの機能を持たせる」合理性とひきかえに持つ、この遠近両用メガネの特性に対して、
“切り替え”の機構をメガネに持たせることにより、根本的な解決を試みたのが全視界メガネなのです。
苦心の末に生み出したのは、全視界メガネの前身となる「フォーカルチェンジ」。
かつて無い遠近両用メガネは、多くのお客様に好評をいただきました。
当初、フォーカルチェンジの名で展開していた全視界メガネ。
誕生の翌年以降、次々と改良モデルを発表していきます。
改善の積み重ねにより、さらに便利な遠近両用メガネに成長し、グッドデザイン賞を獲得しました。
続く1988年、1990年にも受賞しています。
さらにシンプルに、使いやすくするために、マグネットを使用することにより上下動作機構をノーズパッドに集約しました。複雑な機構をノーズパットだけに持たせることで、フレームの選択肢が広がり、上下の動作機構を様々なデザインフレームに展開することが可能になりました。
便利さとともに、「デザインの選択肢」という新たな価値が生まれたのです。
ノーズパッドの上下動作をもっとスムーズに、楽に切り替えられるよう、デザイン変更した「マグネットパッド」に進化。この年「全視界メガネ」として新たな一歩を踏み出しました。
(※2002年10月商標登録)快適な掛け心地を追い求める全視界メガネは、
長い改良の歴史の中、今その最先端にいます。
是非お近くの和真で、進化した全視界メガネを体験してください。